【連載】シリコンラボ(Silicon Labs)製BLE開発キットBGM220x Wireless Gecko Module Start Kitを使ってみました
こんにちは、ムセンコネクトCMOの清水です。(プロフィール紹介はこちら)
今回から全7回にわたり、連載企画「シリコンラボ(Silicon Labs)製BLE開発キットBGM220x Wireless Gecko Module Start Kitを使ってみました」をお届けしたいと思います。
本記事はその企画説明です。
目次
本企画の趣旨
これまでムセンコネクトでは、コンプリートBLEモジュール「LINBLE」シリーズをはじめとして、主にNordic Semiconductor社(以後、ノルディック社)のBLEモジュールをメインで扱ってきました。
ですが、今回は新たにSilicon Labs社(以後、シリコンラボ社)のBLEモジュール(評価ボード)を使って、開発環境の構築と性能評価をしてみることにしました。その狙いは下記の通りです。
- 昨今の半導体不足やサプライチェーンの流動性等を勘案し、扱えるBLEモジュールの選択肢を増やしておきたい
- ノルディック社製BLEモジュールとの性能比較を行いたい(特にLong Range/Coded PHYの長距離通信性能比較)
- BLEモジュールに関するナレッジ・ノウハウをさらに蓄積していきたい
- 開発環境構築やLong Range化の手順を記録として残し、社内外にシェアしたい
これらの目的を果たすため、実際にシリコンラボ社製BLEモジュールのスターターキットを入手し、その作業手順を「手順書」としてまとめました。それが本企画の趣旨です。
連載記事の目次
連載記事は全7回です。
まずは開発環境の構築からサンプルプロジェクトの作成、動作確認までを行い、続いてLong Range化、およびLong Rangeでの動作確認を行いました。
- Silicon Labs BGM220xワイヤレスGeckoスターターキットの使い方①【開発環境の構築】
- Silicon Labs BGM220xワイヤレスGeckoスターターキットの使い方②【サンプルプロジェクトの作成・ビルド・動作確認】
- Silicon Labs BGM220xワイヤレスGeckoスターターキットの使い方③【Tips集】
- Silicon Labs BLEモジュールのLong Range化手順①【Long Range化のための環境】
- Silicon Labs BLEモジュールのLong Range化手順②【サンプルプロジェクトのLong Range化】
- Silicon Labs BLEモジュールのLong Range化手順③【Long Range動作の確認】
- Silicon Labs BLEモジュールのLong Range化手順④【Tips集】