【Thread / UWB / Matter】スマートホームのプロが教える無線技術の最新トレンドとデモ動画解説
こんにちは、ムセンコネクトCEOの水野です。
今回は「【Thread / UWB / Matter】スマートホームのプロが教える無線技術の最新トレンドとデモ動画解説」をお届けします。
今回のテーマはYouTube動画をご視聴いただくことを前提とした内容になっております。本テーマでは最新無線技術の挙動やパフォーマンス、そして実際のユースケースをご覧いただけるデモ動画の紹介と、そのデモ動画内容について解説しています。無線化講座では動画の視聴が難しい方を対象として「テキスト解説」もご用意することがありますが、今回のテーマに関しては「百聞は一見にしかず」であるため、ぜひ動画にて内容をご確認いただければと思います。
動画は前後編の2本立てです。前編では主にThreadとUWB、後編ではMatterについて解説しています。
なお動画に興味をもっていただくために、動画の内容をダイジェストにまとめました。そちらも参考にしてみてください。
目次
動画の前編とダイジェスト
今回のコラボ動画について
コラボ動画のきっかけ
- ムセンコネクトは最新無線技術の活用が進む業界として「スマートホーム」に着目
- 取引先を通じて「Matterの最新トレンドに詳しい方」として紹介を受けた新貝さんに無線化講座へのコラボ出演を打診
- 新貝さんが精通している海外の最新無線活用事例について解説していただけることに
- 今回取り上げるのはスマートホーム業界で活用が進む【Thread / UWB / Matter】の3つ
X-HEMISTRY(ケミストリー)株式会社 CEO新貝さんのプロフィール紹介
- スマートホーム事業の立ち上げ、コンサルティング経験が豊富
- 国内外のスマートホーム最新事情に精通
- Matterの普及を推進するCSA日本支部の初代代表に就任
- スマートホームの最新トレンドを紹介する情報発信メディアを運営
- 会社ウェブサイト(https://x-hemistry.com/)
- スマートホームBASE(オウンドメディア)(https://x-hemistry.com/smarthome/)
- note(https://note.com/x_hemistry/)
- Youtube(https://www.youtube.com/@smarthomestation/featured)
Threadについて
Threadの主な特徴
- 2.4GHz帯の短距離無線通信、低消費電力、メッシュネットワーク
- Bluetoothに似ている部分
- IEEE802.15.4
- ZigBeeに似ている部分
- IPv6をネイティブサポート
【デモ動画】BluetoothとThreadの点灯消灯反応速度比較
- Bluetoothと比べてThreadの方が点灯、消灯速度が速い(反応速度の違いが一目瞭然)
- Threadはメッシュネットワークにおけるホップ数が多くなっても遅延が少ない
Threadはどこで使われているのか?
- Appleが積極的に採用
- iPhone15 Pro、HomePod、Apple TV 4K、Macbookなどに搭載
UWBについて
【デモ動画】Apple AirTagの動作
- 公園の中に落ちているAirTagをiPhoneで見つけるデモ
- iPhoneの画面にAirTagの方向(矢印)と距離(数値)が表示。リアルタイムに変化(反応速度の速さに注目!)
スマートロックでの活用が期待されるUWB
- スマートロックの進化は「解錠方法の進化」
- アプリで解錠→かざして解錠(NFC)→ハンズフリーで解錠(UWB)
【デモ動画】UWB対応スマートロックの展示会映像
- UWB対応スマートロックが展示会に出展された際のデモ動画
- スマートフォンの画面に映し出される矢印がスマートロックとスマートフォンの位置関係に合わせて瞬時に反応
動画の後編とダイジェスト
Matterについて
海外でのスマートロック事情
- アメリカのスマートロック売り場ではさまざまな無線規格のロゴが混在
- 無線規格の互換性がないためユーザー自身が使用環境に合わせた商品を選ぶ必要あり
- ユーザー負担の軽減が業界全体の課題→Matterの登場
Matterを作っているのはCSA(Connectivity Standard Alliance)
- Apple, Amazon, Google, IKEAなど、名だたるグローバル企業を含めた700社以上が参画
- 2024年4月にはCSAの日本支部が設立。創設メンバーは20社。初代代表にX-HEMISTRYの新貝さんが就任
【デモ動画】Matterで実現するスマートホーム
- Alexa、Apple Home、Google Homeなどの異なるプラットフォーム間でシームレスに接続が可能
- 例えばSiriを使ってAmazonのFire TV Stickを操作
- ブリッジデバイスを通じてさまざまな無線規格のデバイスに接続可能
- ローカルネットワークの規格なのでネットワーク(インターネット)が切れても操作可能
Matterの普及が期待される理由
- ユーザーのメリット
- スマホが標準サポート
- セットアップが簡単
- わかりやすい目印
- 安心セキュリティ
- メーカーのメリット
- 開発コストの削減
- ユーザーが利用しやすい、利用してもらいやすい
- 相互接続性の担保
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