BLEモジュールLINBLE-Z1の通信速度（スループット）データ

2019年12月6日2022年4月28日

こんにちは、ムセンコネクトCMO、兼無線化.comカスタマーサポート担当の清水です。
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本ページではLINBLE-Z1（ムセンコネクト）の通信速度（スループット）の実測データを掲載しております。LINBLE-Z1ご検討時の参考にしてください。

測定方法

項目	内容
LINBLE-Z1のファームウェア	Ver1.0.2.0
USB-UARTブリッジIC	FTDI社 FT230X
測定距離	1m（地上より50cmの高さ）
測定回数	3回測定し平均を算出
測定対象	LINBLE-Z1（Peripheral）
対向デバイス（Central）	1. LINBLE-Z1 2. iPhoneXR（iOS） 3. Pixel3（Android） 4. SurfacePro7（Windows10）
TxPower設定	+4dBm
UARTボーレート設定	1,000,000bps
Connection Interval設定	初期値
特記事項	LINBLE-Z1の制御にはTeraTermを使用し、ローカルエコーOFFの状態で送受信を行う。

LINBLE-Z1（Peripheral）と各デバイスとの通信速度データです。
上記の通信速度データはスタンダードモード（1M PHY）時の計測値です。LINBLE-Z1ではオプション（隠しコマンド）として、高速モード（2M PHY）がご利用いただけます（＊後述）。

LINBLE-Z1にはオプション（隠しコマンド）として高速通信機能が搭載されています。高速通信機能を使った場合の通信速度データをご紹介します。

項目	内容
LINBLE-Z1のファームウェア	Ver1.0.2.0
USB-UARTブリッジIC	FTDI社 FT230X
測定距離	1m（地上より50cmの高さ）
測定回数	3回測定し平均を算出
測定対象	LINBLE-Z1（Peripheral）＊高速モード
対向デバイス（Central）	1. LINBLE-Z1 2. iPhoneXR（iOS） 3. Pixel3（Android） 4. SurfacePro7（Windows10）
TxPower設定	+4dBm
UARTボーレート設定	1,000,000bps
Connection Interval設定	初期値
特記事項	LINBLE-Z1の制御にはTeraTermを使用し、ローカルエコーOFFの状態で送受信を行う。

比較参考データとして、Bluetooth5.0の高速モード（2M PHY）とBluetooth4.0（ZEAL-LE0）のスループットも計測しました。

項目	スループット（bps）
項目	ペリフェラル → セントラル	セントラル → ペリフェラル
LINBLE-Z1対向 ※スタンダードモード（1M PHY） [ Bluetooth5.0 ]	167,034	170,912
LINBLE-Z1対向 ※高速モード（2M PHY） [ Bluetooth5.0 HighSpeed ]	593,190	606,805
ZEAL-LE0対向 [ Bluetooth4.0 ]	21,360	21,374

項目	内容
測定対象	[ Central：LINBLE-Z1 ] vs [ Peripheral：LINBLE-Z1 ] [ Central：ZEAL-LE0-C ] vs [ Peripheral：ZEAL-LE0 ]
TxPower設定	+4dBm
UARTボーレート設定	LINBLE-Z1：1,000,000bps ZEAL-LE0, ZEAL-LE0-C：921,600bps ※各モジュールが設定可能な最速設定
PHY設定	LINBLE-Z1：2M PHY（高速モード） LINBLE-Z1：1M PHY（スダンダードモード） ZEAL-LE0：1M PHY
特記事項	LINBLE-Z1、およびZEAL-LE0の制御にはTeraTermを使用し、ローカルエコーOFFの状態で送受信を行う。

本ページの内容は、特定の測定環境下におけるLINBLE-Z1の通信速度（スループット）を測定した結果です。参考値としてご活用ください。
実際の機器環境では、ホストマイコンとLINBLE-Z1のUARTボーレート設定やデータ送信の仕方、2.4GHzの電波環境状況、通信距離、BLE対抗機器の性能・設定等によってもスループットが変わります。

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